Statue Of Liberty
1998年の締めくくりとして、12/31、大晦日に自由の女神を見に行く事にした。

Whitehall St. South Ferry駅で下車。Battery Parkを横切りながらLiverty Island行きの フェリー乗り場へ。
相変わらずの寒さなので、公園の途中では、黒人のにいちゃん達が、手袋、帽子、マフラーを 道端で売っている。いわゆる黒人のテキ屋。なんとたくましい商魂。

、、、と、沖の方になにやら緑色の像が見えるではないか!
あれがまさに自由の女神。現物は思いのほか緑色が強く見える。

乗り場も朝一番ということで、さすがに空いている。 チケットも並ばずに、乗船も並ばずに出発寸前に飛び乗った。

リバティ島行きのフェリー、帰りはエリス島経由になる。


フェリーは岸から離れ、徐々に女神を回り込むように船着き場に着いた。
進行方向右側の窓際に陣取ると、マンハッタンの摩天楼が一望でき、また回り込んでいく時、 女神を正面から捉える事ができるのでおすすめ。
船から下りると、桟橋を渡り、そのまま女神の内部へとなだれ込む列へとつながる。

これが女神様の後姿。写真のテントの所から台座下までずっと行列!


海上の小島のせいか、風も強く、マンハッタンにも増して寒さが厳しい。僕もそのまま内部へ つながる列につくが、なんと待ち時間の長く感じた事か。ようやっと中に入れてホッとする。
中にはいると、セキュリティチェックが待っていて、それを通過するとロビーがあり、 女神が手にしているたいまつと同じ模型が飾ってあり、さらに奥に階段があり、二手に分かれる。 左が王冠まで階段で徒歩で登るルート、右がエレベータで台座の最上部まで登るルートである。 ただしこちらはここまでで、王冠までは登れない。
係員の話では、王冠まで登るには1時間半もかかるらしい。ちょっと残念な気もするが、スケ ジュール的につらいのと、こんな渋滞しながら1時間半も階段を上り続けるなんてしたくない ので、今回はエレベータを選んだ。

エレベータを上がると、外周の展望台(吹きっさらしなのでとても寒い)をぐるりと一回りして、 下の階のおみやげ屋さんへ。
予想通りたいしたものがなく、弟に頼まれていた絵はがきを買って、外に出る。 外からぐるりと女神を拝みながら写真を撮り、寒さに耐えられなくなったので戻る事にした。


御本尊正面。予想よりもかなり緑色が濃い。


丁度そのころ白い物がちらほらと空から舞ってきた。そりゃあこれだけ寒ければ雪も降るよナァ。 灰色の空を仰ぎながら桟橋に向かうと、すでに船が乗船待ちだった。今日は結構タイミングが いいようだ。

まもなく船も出発し、Ellis Island経由で再びBattery Parkへ。
本当は時間があればEllis Islandも見て行きたかった。移民局のあったところで、歴史的には 非常に興味深い場所である。残念だけど、また今度来たときには必ず寄ろうと思う。

そう考えながら船の中で買って飲んだホットチョコレートは本当に体の芯から暖まる気がした。





Statue Of Liberty
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